黄昏色の「琥珀羹(コハクカン)」(錦玉羹キンギョクカン)です。ミネラルたっぷりの沖縄産の黒糖を充分にアクをとり、エグ味など全く無い、さっぱりすっきりとした黒みつに仕込み、丹波産の上質の糸寒天とともに琥珀羹にしあげます。
『近江八景』のうち南の三つ「石山の秋月」「瀬田の夕照」「粟津の晴嵐」これらを「湖南三景」とし、それぞれを題材にしたお菓子をおつくりしています。
※ パッケージは都度手作りですので画像とは異なります。
【寒天】食物繊維がたっぷり。丹波産の糸寒天を使用。
【黒糖】黒糖にはカルシウムを筆頭にミネラル分が多く含まれています。このところ黒砂糖の生産量が減ってきています。国産の黒糖は貴重な食材です。
近江八景のひとつ「瀬田の夕照」(せたのせきしょう)は 瀬田の唐橋を構図に収めた夕焼けの景色をいいますが、 黄昏時、今隠れんばかりの陽のなごりが川面にキラキラと反射するさまはなんともいえません。 この一瞬をなにかに封じ込めたいとの思いから つくったお菓子です。 茶丈藤村では近江八景のうち湖南の三つをモチーフにしたお菓子をおつくりしています。
薄くスライスして器に並べてみたり 細切りにしてお箸でよばれたり サイコロ状にカットしてスプーンですくってみたり 透ける色と食感を楽しんでみてください。
これは牛乳羹とあわせてみました。【店長・徳永】